三宅島-神津島2000-2001年ファクト

斜字は,後日不正確であることがわかった記述.

2000年

2001年

2002年


毎日の火山灰放出量


山頂火口の計測結果は,0803作成の新しいページをご覧ください.下は古い.古いけど,このまま残します.いつ何をどう考えたかがわかるようにしておきたいから.

山頂火口欠損質量7億トン,噴出物量300万トン(7.23.1100現在)

直径 深さ 累積陥没体積 累積質量欠損 噴出量 備考
(m) (m) (万m3) (万トン) (万トン)
7.08.1841 2
7.09.1020 900 100 5600 11000 国土地理院計測報告
7.11午後 900 200 9000 16000 毎日新聞提供写真
7.14.0414-7.14.1800 60
7.14.1800 950 400 16000 32000 ANNキャプチャー
7.14.1800-7.15.1300 240
7.17.1200 1000 600 25000 50000 中日本航空写真
7.22 1200 750 35000 70000 JNNふじたキャプチャ

7.14以降の深さの見積もり(斜字)は過大評価だったようです.深すぎた.7.22時点での火口底の標高は,信頼できる測定によって220メートルと240メートルの二つの独立した結果があります.深さで言うと,500メートルです.(7.28.1125)

一日あたり,2500万立方メートル,5000万トンが陥没している.いまも続いている.

この記述を新データに基づいて下方修正します.7月22日現在の火口の形状と体積をごらんください.ただし,陥没がいまも続いているという見解に変更はありません.(7.29.1015)

→三宅島山頂火口の変遷