青ケ島

青ケ島では,2900年前と2400年前の二度にわたってサージ・テフラ降下・溶岩流・岩なだれを含むM5噴火が玄武岩〜安山岩マグマ(SiO2=49〜63%)によって起こって,1.7 km x 1.5 km の池の沢火口がつくられた(Takada et al., 1992).

1783年3月26日から始まった噴火でその火口内に丸山スコリア丘がつくられて玄武岩溶岩(M4.0) が流出した.噴火のクライマックスは2年後の1785年4月18日に訪れ,130-140人の島民が犠牲となった.


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