Date: Fri, 07 Apr 2000 14:17:39 +0900

HPでのご意見拝見しております。ご指摘のように報道ヘリの行動もなかなか問題
があるようですが、ここ数日の間に発行された各週刊誌の写真はもっと問題ある
ように思います。もうご覧になったかと思いますが、週刊新潮
には、 4月 1日頃に撮ったと思われる民家の玄関にできたボンブサグの写真が載
っていました。あきらかに噴火直後に火口近傍まで立ち入って撮影しているよう
です。週刊誌の写真などは自社のカメラマンではなく、契約カメラマンが撮って
いる場合が多いようですが、そうなるとより迫力のある写真を撮ろうとしてどん
どん入ってしまうことになるのでしょうか?フジテレビの泥流の映像もそうです
が、いずれにしても、このままではまた雲仙のような事故が起こるのは時間の問
題のように思えてなりません。火山活動に対する危険度の認識が著しく不足して
いるようで心配です。

下司信夫 (東大 理 地球惑星科学)

Date: Fri, 7 Apr 2000 14:49:44 +0900
From: Yukio Hayakawa

週刊誌の見出し広告は新聞で見て知っていましたが,手にとってみたことはまだありません.週刊誌の調査は,小山@静岡大学さんの領域だなあ.

At 3:47 +0900 00.4.9, Nobuo Geshi wrote:
>すでにご覧になられたかもしれませんが、
>今週号のフライデーの掲載写真は週刊新潮の比ではないです。

まだみてません.
店が開いたら,さっそく見に行きます.

>
>けっきょく、最終的には個人の判断だとおもいます。でも、警戒区域を設けてい
>る状況下で人身事故が起こると、それは個人の問題を超えてしまいます。
>

過熱した報道合戦が,63条による警戒区域指定を正当化する理由になることを恐れます.