4.19(水)

▼「重さ約3トンの噴石時事通信.そりゃ,でかいわなぁ(早く修正しないと新聞がでるよぉ).仮設住宅の建設計画は「現状の噴火形態であれば」という条件句を置いて決めるべきことがらではない.石は3km飛ぶのが火山学の常識.安全をみれば,5kmはほしいところ.(1525)右の画像はJNN4.19.1137から
 
ミマツダイアグラムのgifアニメ(北海道立理科教育センター)
 
▼国道37号沿いの避難指示区域内で営業している商店では,決死の買い物が毎日続いているらしい.(1100)
 
おとといここで紹介した,藤田さんによるgifアニメが,時事通信で紹介されています.
 一方,朝日新聞は,サイロ展望台から撮った自社の3.31写真と4.18写真を上下に並べ,藤田さんと同じ手法で比較して,一面カラーで大きく印刷しています.しかしそこには,アジア航測も藤田も千葉もひとこともありません.
 ミマツダイアグラムもフジタアニメも,言われてみればどうということはないようにみえる仕事ですが,それを初めて思いつく知力は非凡です.その非凡さをたたえることなくアイデアを盗む行為は,恥ずべきことです.(0820)
 
▼けさの北海道新聞によると,「金比羅山山腹の火口から飛び散った、最大で重さ三キロの噴石を、避難指示が解除されている胆振管内虻田町月浦地区で採取した。」どこまでが月浦地区なのか私は知りませんが,重さ3kgの噴石が飛び散った地域の避難指示を解除しているというのが本当なら,たいへんおかしなことです.当局の発表をただ漫然と伝えるだけの新聞は,いらない.
 読売新聞によると,「金比羅山西側の火口群の北西約二・五キロ、一番近い住宅まで約五百メートルの地点
 時事通信によると,「火口から北西に約3.5キロ離れた虻田町月浦地区で18日、複数の噴石が大学総合観測班により発見された。(0805)

▼きょうの午後わたしは,噴火後初めて前橋を出ます.東京へ行きます.日本テレビにごく接近しますが,別にそこへ行って苦情を言うわけではありません.ご心配なく,谷原さん.向かいの建物に行きます.

▼私のパソコンの句読点設定は,「.」と「,」です.「。」と「、」ではありません.私が書いた文章かどうか判然としないとき,この特徴をつかって見分けられることがあります.
 なお,このページ群では,他人の文章からの引用は緑字で表示するよう努めています.