悪い知らせ

三宅島

• 三宅島の噴火が17年ぶりと，予測（21年）よりずいぶん早かった．→外的要因の存在を示唆
• 2億トンもの火口陥没．500年前にできた雄山火口を拡大した．
• 100万トン以上の細粒火山灰放出は500年ぶり．
• 9日以降，三宅島山頂直下地震と山体変形（傾斜計）が潮汐力を感じている（気象庁，防災科学技術研究所，朝日新聞7.14夕刊）→臨界状態継続
• 三宅島の山頂は急峻な地形をしているから崩れやすい．
• 山頂火口の沈降が続いている．（7.19.0930）
• 玄武岩からなる火山島の噴火災害は，マグマ後退期に起こる強い水蒸気爆発が心配．大きな縦穴火口が山頂に開いたいまは，とくに心配．（7.19.0930/7.20.0735）

神津島-式根島-新島

• 6日以降，新島・神津島の膨張加速．1cm/日（国土地理院，読売新聞）
• M6地震が3回→マグマの移動を示唆（菊池＠東大）
• 断層モデルでは説明できない地震波形（菊池＠東大）→マグマの関与を示唆

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良い知らせ

三宅島

• 三宅島火山灰にまだマグマ片が含まれていない．

神津島-式根島-新島

• 前回の噴火はどちらも約1100年前．平均繰り返し間隔などを階段ダイアグラムからみると，次回の噴火はもう少し先になるようにみえる．

2000.7.17.1050