松手山から平標山をへて仙ノ倉山(2026m)まで 98.10.11

抜けるような青空の下,気持ちのいい山歩きを楽しんできました.国道17号沿いの元橋にある登山口には約150台の車を収容できる駐車場がある.水洗トイレもある.無料.この日は休日だったため,駐車場はほとんど満杯になったようだ.仙ノ倉までの登山道と頂上は500人くらいでごった返したが,私は仙ノ倉ピークからすこし谷川岳よりへ歩いて尾根の上で赤ワインを飲んでゆったりしました.

見えた山:登りはじめるとすぐ背後に特徴的なやや傾斜した面をもつ苗場山が見えてきた.南の奥秩父の山並みの上に,八合目から上が顔を出した富士山がみえる.赤岳がとんがった八ヶ岳もみえる.手前には榛名山が大きく広がる.水沢山・二ツ岳・榛名富士の並びがよくわかった.浅間山も見えてきた.小野子山・子持山もよくみえるが,赤城山は雲の中.これも平らな頂上をもった大峰山.とんがった皇海山,武尊山,そのうしろに日光白根山.燧ヶ岳が高い.手前に至仏山,左に平ヶ岳.すぐそばに肩の小屋がある谷川岳.双眼鏡を使うと人がたくさん見えた.

新潟側へ目を移すと,紅葉が盛りの巻機山のうしろに背びれのギザギザが特徴的な八海山.それから,日本海・米山,手前には越後湯沢の街並み.北アルプスは白馬連峰がみえた.そこに小さな雪渓を二つだけ認めた.去年はこの時期,かなりの山が真っ白だった.今年は雪が遅い.→蓼科山1997.10.10

平標山から平標山の小屋まではしっかりとした木製階段がほとんどつけられている.「近道コース」はいま通れるが,2000年には「完全閉鎖の予定」と書いてあった.

松手山からみた平標山西斜面.標高約1600mから約1900m.葉が落ちて白骨化したダケカンバが多い.オオシラビソなどの針葉樹の数は少なく,ササ原が広がっている.これを偽高山帯という.

やや左に傾いだ平らな山頂をもつ苗場山

仙ノ倉山から谷川岳方向を望む

泥炭の中に,浅間山や妙高山それから九州の鬼界カルデラから数千年前に飛来した火山灰がみられる.

苅谷ほか(1998地学雑誌92-103)のT17地点

紅葉したブナと,葉の落ちたダケカンバ