浅間山

 浅間山は日本の中でも活火山としてとても有名な山です。現在でもふん火活動が続いているので、山のすそ野には観測所や研究所があります。山頂の火口には監視カメラがついていて、山のいろいろな場所に地震観測計(火山による地震を測るため)もついています。火山の研究がさかんに行われています。また、観光地としても有名です。浅間山のちかくはひょう高が高くすずしいので、夏にはたくさんの人が遊びに来ます。約200年前に流れた鬼押出し溶岩を公園にした浅間鬼押出し園や火山博物館などもあります。

1 3万4000年前

富士山のような形だった頃。黒斑(くろふ)山と呼ばれる。

2 2万4300年前

岩なだれ発生。

3 2万4300年前〜1万5900年前

仏岩ができる。すそ野には小浅間山ができる。

4 1万5900年前

火さい流発生。

5 1万5900年前〜200年前

前掛山ができる。

6 200年前(1783年)

軽石を飛ばし、鬼押出し溶岩が流れる。

7 現在

3つの山が重なって今の形ができあがる。

浅間山地図


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