We are in Hawaii 98

98.12.17〜99.1.1

12.17 出発

 この旅行は現地集合,自由行動,現地解散,各自のリスクはそれぞれ負うということで始まった.ぼくと長井君は2回目のハワイとなるのだが,初めてのかたがたにとってはかなりのプレッシャーになったはず.ぼくだって「今回はやることが多くて大変だな」と感じたくらいだから.だけど,結局は早川先生にお世話になりながら旅をした.

 旅行の2日前に新井君(2人新井がいるので敬称でわける)の旅行不参加が決まった.理由はさておき,すでに怪しい雰囲気が漂っていると感じた.去年は北爪さんがドタキャンだった.なに!今年も出たか!!行けなくなる人が・・・

 ということで,参加者は合計11人.

 空港では,早くも小事件が起きた.早川先生がマウナケアで使おうとこっそり持っていた携帯用酸素が荷物検査で引っかかる.他の人達もストーブに残っているホワイトガソリンでアウト.海外旅行といってもキャンプの日程もあるため,みんな空港が似合わない.そんな連中がストーブ片手にホワイトガソリンを抜く姿は無様だった.しかし,うまく切り抜けた人が一人.もちろん経験豊富な早川先生.酸素はアウトだったけど,ホワイトガソリンはストーブにマンタンなのに止められなかった.ぼくらは,現地でホワイトガソリンを探すはめとなった.

 飛行機はノースウエスト.飛行機の中はとても乾燥していて喉が乾く.機内サービスのビールは無料なので,貧乏根性で飲みすぎたからかもしれない.眠れそうで眠れない.隣ですやすや眠っている笠原さんがうらやましかった.機内の気圧は850ヘクトパスカル.地上よりも200くらい低い.温度は日本の気温を保っているのか,セーターを着てちょうどよいくらいだった.