九州の火山

由布岳(E) 2600年前に塚原の高原を熱雲が焼き尽くした.

九重山(D) 1995年10月に硫黄山が爆発して灰を降らせたが,どうやらおさまったようだ.しかし,すがもり越ルートをとる場合は注意したい.

阿蘇山(B) 爆発が起こると, 山頂駐車場まで噴石が飛んでくる.爆発でなくても,二酸化硫黄ガスを吸い込んで亡くなる人が数年おきに出る. ガスの濃度測定器が設置されて警報が出されることになっているが,ぜんそくの人は山頂駐車場より上に行かないほうがよい. →気象庁の火山情報

雲仙岳(C) 1991年の大火砕流発生以降, 登山できなかったが,新しくできた溶岩ドームを除いて,さいきん登山が可能になった. →気象庁の火山情報

霧島山(D→B) 1991年11月13日から新燃岳で突然地震が増えて12月に少量の火山灰を噴出した.その後静かになったが,1999年11月10日に192回の地震が発生した.そして12月16日19時22分から継続時間28分の微動が発生した.気象庁の火山情報私の解説

米丸と住吉池(E) どちらも7500年前にできたマール.

桜島(A)  1955年10月から,もう40年以上噴火が続いている.爆発はいつでも起こる.山頂に向かうのはきわめて危険. →気象庁の火山情報

開聞岳(E) 885年まで噴火を繰り返したが,終わったようだ.

薩摩硫黄島(D)  7300年前に生じた鬼界カルデラの縁にあたる火山島.1934年の噴火で近くの海底から昭和硫黄島が生じた. →気象庁の火山情報

口永良部島(C) 最近の噴火は1980年の水蒸気爆発.

口之島(E) 最後の噴火は2900年前.

中之島(D) 最近の噴火は1914年.

諏訪瀬島(A)  ただいま噴火中.爆発はいつでも起こる.→気象庁の火山情報