北海道駒ヶ岳の論理ツリー

1998.10.26

1998年12月31日まで
┏85% M2.0以下の水蒸気爆発に留まる
┣ 5% M2.0以上の激しい水蒸気爆発
┣ 1% M3程度の溶岩流出
┗ 9% M4.0以上の軽石噴火
┣10% 火砕流はM4.0未満に留まる(発生確率0.9%)
┣90% M4.0以上の火砕流(発生確率8.1%)
┗20% 山体崩壊による岩なだれを伴う(発生確率1.8%)

Mは,噴出物の重量(kg)の常用対数から7を引いた数.


1998.10.26

1998年12月31日までを視野に入れて確率を計算しました.私個人の経験と思想に基づいて算出したものですから,別の研究者がやれば別の数字になります.科学を,再現可能かつ反証可能な知的営みと定義するとしたら,この確率算出は知的営みではあるが科学ではありません.